自己肯定感を上げる OUTPUT読書術を読んだ感想

 Kindleストアの日替わりセールで安くなっていて読んだので感想を書く。※最初に断っておくと、このブログは私の雑記ブログであって、本要約ブログではありません。

 

 アバタロー氏を知ったのはYouTubeで洪自誠の菜根譚を紹介していたから。界隈ではサラタメさんが有名なんだけれども、私はビジネス書よりは古典を読みたいので、どちらかと言うとアバタロー氏寄り(ところでサラタメさんって、元々「さん」が付いているのね……)。

 

 どうでもいい枕を書いた。個人的に読書に対して見返りを求める派ではないものの(私は単純に活字が好き)、効率を求めて買った向きがある。つまり選書の方法が知りたかった。最近だとシェリー・ケーガンの『「死」とは何か』が難しくて、中断しちゃったんだよね……。

 

 本書で紹介されている選書の方法は、『「どれだけの量を読むか」ということ以上に「自分は今、何を読むべきなのか」といった問いを立てること』、具体的なテクニックは、第4章の「絶対失敗しない選書の方法論」に詳しいんだけれども、良いと思ったのは、「自分の本心を紙に書き出し、グルーピングして方向性を導きだすこと」。

 

 古代ギリシアの格言にもある「汝自身を知れ」というヤツですな……。問いも答えも全て自分の中にある。後は第5章の「何をINPUTするのか」に書かれていた、『「終わりの時間」を意識する』。私は本に対しては買った借りたに関わらず、終わりの時間を決めずに最初から最後まで読み通す読書をしていたので、改めて意識しようと思った。

 

 アウトプットに関しては、個々人がやりやすい方法でやれば良いと思うんだけれども、私は誕生日を迎えた際に自分用にMDノートを買ってきたので、これに足跡を残していこうと思う。ちなみに本書の日替わりセールの日は私の誕生日でした。門松は冥途の旅の一里塚、メメント・モリシェリー・ケーガンの『「死」とは何か』は積読化……。

 

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術